最近よく穴の開いた鮎が獲れるとお話を聞きます。 これは鮎の病気で、フラボバクテリュウム・サイクロフィラムという細菌による感染症です
下あごに出血が見られる場合が多く、病状が進むと体表の一部がえくられたような穴があきます。
昔はなかった病気ですが、およそ二十年前北米のサケ・マスの病気が養殖用の銀鮭について日本に入ってきてそれが鮎に移ったのです。
さらに琵琶湖の種苗鮎を通じて全国へ広がりました。
熊本県の河川で、最初に確認されたのは、1999年12年前です。球磨川では、琵琶湖産の鮎は1989年以降放流いたしておりませんが
今は、発生いたしております。これは、鳥による媒介、釣り人による媒介などが考えられております。
病気の発症の原因として、鮎のストレスなどが原因といわれています。急激な水温の低下、又河川の濁りなどで発症します。
また、水温が安定し、河川の濁りなどがなくなると、自然に治る病気であります。
ただいまワクチンなどが、開発中で将来的には撲滅されると思いますが、ただ今の所対策はありません。
最後に、人には感染しないそうなので、ご安心ください。
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人吉市内
川辺川下流部
人吉市内
川辺川下流部
川辺川」下流部
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