遮光した池つける
みな真剣
八代の球磨川堰
発眼卵の付いた枠
人工孵化事業は,早朝5時ころから始めます。まず、球磨川、川辺川の鮎の瀬付き場に出向き漁師さんが瀬付き場で掛けられた鮎を生かして
おられますので、それを購入して生駒水産まで運びます。(球磨川漁協は、中間育成場)写真2は、これを氷で仮死化させ、熟成卵を絞ります。
精子を掛け受精させます。鳥の羽を使って、受精卵を水に浮かべそれをシュロの枠で掬い取ってシュロに着床させます。この技が難しい、卵が団
子になる場合がある。卵は一度着床しますと卵が死なない限りシュロからはずれません。それを日光をさえぎった池に入れ発眼するのを待つの
です。発眼すると、卵の中に目が見えます。これを、トラックに載せ河口へ、八代の麦島球磨川堰の上流に孵化するまでつけておきます。
卵がほかの魚に食べられないように、枠つきで川漁師組合はいたしました。大体一枠に20000粒に卵が着いています。
約一週間で発眼
枠に着床
精子採取受精へ
氷で仮死状態にする
卵採取状況
人工孵化場作り
4−5日中に産まれて河口へ
小魚に食べられないように鉄製の枠